夏期講習中の小学6年生の中学受験生の算数
夏期講習の時期に塾で行われる授業内容は以下の2つです。
夏期講習中の算数①:塾で全分野の復習
多くの塾の夏期講習では全科目の復習が行われます。ここでもう一度基礎に戻ってこれまで学んできた分野の復習を行いましょう。
夏期講習はじっくりひとつひとつの分野を確認できる最後の時間です。苦手分野と向き合って、より万全に状態で過去問や入試を迎えるようにしましょう。
夏期講習中の算数②:志望校特訓講座が始まる
みなさんの志望校に向けて志望校特訓講座が開始されます。このような講座は夏期講習の授業が終わったときに開講されます。
始めて見る難問を解くことは大変ですが、粘り強く授業についていきましょう。
夏期講習中に中学受験生が算数でやるべきこと
夏期講習の算数でやるべきこと①:塾の宿題はしっかりやる
塾の宿題が毎日出されるかと思います。
これらをしっかりこなすこと自体が志望校に近づく一番の近道です。
塾の先生はしっかりどの問題を解かせれば、生徒が伸びるかを理解していますので、それを解くのが得策です。
追加で何かをやる前にまずは算数のみならず、課された宿題をしっかりこなしましょう。
ここでいう宿題をやるというのはやり方を覚えるのはもちろんのこと、計算についての工夫について教えてもらったら、ぜひ一度宿題でもその計算方法を用いてみてください。
きっと今より早く問題を解くことができるようになります。
夏期講習の算数でやるべきこと②:苦手分野を徹底的に潰す
宿題が終わった後には、是非苦手分野を克服する時間に当てましょう。苦手分野をじっくり復習できるのは夏期講習が最後だと思ってください。
苦手な分野を復習する際にはぜひ苦手で頻出分野をまず最初に復習しましょう。
比、速さ、割合、頻出の特殊算などはこれに該当します。
逆にこれに該当しないのは、論理と集合です。
実際に自習でやってもらいたい順番は以下の通りです。
- 苦手で入試で高頻出な分野
- 得意で入試で高頻出な分野
- 苦手で入試であまりでない分野
- 得意で入試であまりでない分野
このような手順で行うことで効率的に点数を上げることができます。
問題数が足りない際には、本屋で売っているような問題集で補充することをおすすめします。
夏期講習の算数でやるべきこと③:過去問を一度解いてみる
夏期講習中に一度だけ第一志望校の問題を解いておくといい経験になります。やる時期としては夏期講習の全講座が終了した段階で解くのがいいタイミングです。
実際に第一志望校の問題を解いて、点数はあまりよろしくないかもしれませんが、ここからどのような戦略でこれから勉強すればいいのかがわかります。
そこで得た学びをこれからの学習に反映していきましょう。
夏期講習の算数でやるべきこと④:計算問題の特訓
過去問をやっているときに計算問題で点数を落としてしまっている生徒を見かけます。
計算問題は本番では絶対に正解しないといけない問題です。その数点でで落ちたり合格したりするのが入試です。
計算は習慣化することで正答率を一気に上げることができます。
中学受験直前期からでは遅いので、今の時期から計算力を鍛えましょう。
本屋で売っている問題集などを使うだけでも効果はあるのでぜひやってみてください。
最高の夏期講習で合格に近づこう
夏期講習はみなさんが一番変われる時期です。夏期講習の頑張り次第で偏差値は5や10上がることができます。
しっかり夏期講習で勉強して第一志望合格へつなげていきましょう。